山荘わらび野

warabino

風景を纏う

湯布院の老舗旅館の建替えリニューアル。
「山荘わらび野」という言葉がそなえもった、映像的かつ空間的なイメージを継承しながら、それをさらに育てていくプロジェクト。

庭、森、湯布院盆地。
周辺環境にのびやかに溶け込んでいくように、庭の一部としての建築を構想した。
そして湯布院の風景という、めぐりうつろいゆくものをアイデンティとして纏う。

ずっと前からそこにあったかのようであり、これからもずっとそこに在り続けるような佇まいをつくる、2016年の震災からの静かな復興プロジェクトでもある。

data
location:oita, japan
principal use:japanese hotel
architectural plan and design:yuichi uehara architects (yuichi uehara, takuya matsuda)
interior design:asano geijutsu
construction:morita kensetsu
client:warabino